髙木ちゃー 個展

オーバーレイ

会期

2024年11月6日 (水) - 11月12日 (火)


時間

10時 - 20時 ※最終日は18時迄


会場

伊勢丹新宿店 本館6階 アートギャラリー

(東京都新宿区新宿3-14-1)


休み

会期中無休


入場料

無料


「デジタル画像の肖像画」を描く新進気鋭のアーティスト、髙木ちゃー。

画像と画像を重ね合わせたり(OVERLAY)、干渉させることによって、デジタルイメージにしか内在しえない美のかたちを追求する鮮烈な油彩画作品を展示いたします。


Installation Views


Artist's Statement

「オーバーレイ」

近年NFTなどの流行により、画像や映像をはじめとしたデジタルデータはその価値を問われる機会が多くなっている。かくいう私もそんなデジタル画像たちに価値を見出し、それを表現しようと活動している身である。

私は、「デジタル画像の内面的価値の可視化」をテーマに作品制作を続けてきた。

デジタル画像をモチーフにした絵画を三次元の支持体におこすことの不可能性を持ってして、デジタル画像がデジタル画像たる所以を体現させようという試みだ。そんな作品の性質上、制作は常に不完全な側面を孕みながら進めなくてはならないため、自ら設定した指針ながら苦しめられることも多い。

オーバーレイという言葉には複数の意味があるが、基本的にはデジタル上で画像や情報を重ねて表示することをいう。

私が多数みつめてきた画像の重なりについて、少しずつでもいい。答えを出していけたらと思っている。


髙木ちゃー


Artworks

髙木ちゃー
looking
2023 キャンバスに油彩
91.2×90㎝
髙木ちゃー
interfere
2024 キャンバスに油彩
27.3×27.3㎝
髙木ちゃー
interfere
2024 キャンバスに油彩
41×41㎝

髙木ちゃー Char Takagi

1997年福島県⽣まれ。幼少期からインターネットカルチャーに親しみ、永遠の無機物であるデジタルイメージに魅了され、その本質を追求し続ける。3DCGによって彼女が作り出したオリジナルキャラクターを、現実世界における有機物としての顔料や支持体によって蘇生させ、いわば「デジタルイメージの肖像画」を描くように、その無機的なイメージにしか内在しえない魅力をヴィジュアライズしようと試みている。


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